前述の『金持ち父さん貧乏父さん』では不動産投資中心のお金持ちになる方法なンだけど投資資金が少ない状況で多額の資金が必要な不動産投資はハードルが高い。
ロバート・キヨサキは自分のビジネス―自分の資産からお金を生むことに注力しろ、とメッセ―ジを送っている。それに衝撃を受けた。
それまでも漠然と自分自身の人生を歩むためにお金持ちになりたくて渡部昇一に端を発し本田清六、邱永漢、ウォーレン・バフェットに関する書籍を読んだりもした。
でも中々自分にピッタリのビジネスや投資方法が見つからなかった。
自分の頭の中の「お金を稼ぐ」手段がすごく限られていて、「一生懸命働いてお金を稼ぐ」とか「節約・貯金する」「昇進する」という手段しか浮かばなかった。
そこでロバート・キヨサキで学んだ重要なワードはキャッシュ・フロー、不労所得だった。当時は貯金という手段しかなくて、少しでも利率のいい定期預金や積立貯金、定額貯金に入れることしか思い浮かばなかった。
でも利率は微々たるもので1年間で数百円の利息(!)だった記憶がある。まぁ預金額が少なかったから仕方ないけど。
その内、より利率のいい外貨預金、外貨定期預金へと変わった。外貨預金は円貨預金よりも利率がいいのと、為替が円安になればキャピタル・ゲイン―預金した時よりも高く換金できることで差益を得られる、と。確かに円貨よりも利息は高かったけど円高に振れたら一発で利息分は吹き飛ぶし、吹き飛ぶだけならまだしもマイナスになる可能性も高かった。
株式投資は口座開設してはいたものの、やり方―どんな銘柄を売買したら良いかが分からなくてほったらかしていた。ニュースである銘柄が取り上げられると飛びついて買ったり、価格の安いボロ株に手を出したり、上場廃止で紙切れになったり、新興銘柄に手を出して200万円ほど損したりと痛い目にあって嫌気がさしていた状態、まさにカモ。
儲けを出している人は大体ニュースで話題になるときには売り抜けていてるもの。
―気が向けばつづく
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