そして保有資産の分散についても学ぶべきことが多々あるンだけど、基本的には
1、現金
2、株式
3、不動産
の3つの資産に振り分けていくことになる。
ゲームの前半はまだボード上の土地は空いていて、支出があまりない状態なので現金を多く持つよりは株式や不動産にお金を変えた方が良い。この「株式」と「不動産」にお金を交換することで入手した価値よりも大きくなる可能性が高いからなンだけどこのゲームを何回も繰り返してこの考えを身体に覚え込ませた方がいい。
現金を保有しているだけではそれ以上でもそれ以下でもない―いやむしろ価値は減る。
それは空いていた土地がどんどん占有されて支出する機会と金額が時間の経過と共に増えるから。これは現実の世界では物価と置き換えてもいい。
為替が円安になったとか円高になったとか株が上がっただとか下がっただとかがニュースになった時に何も影響がない人は危険なンじゃないかと思う。
それは何も影響がない=安定的という利点はあるものの、資産を殖やす可能性は限りなく低いから。大抵そういった「安定的」な人の収入は勤労所得で、その中から貯金することになるけど、勤労所得=給料以上にはお金を貯めることができないことは確実・確定している。増やす手段は保険満期利息、預金利子など拘束されたお金に対する報酬だから微々たるものでしかない。親元ではなく、独立しているなら収入に対して25%~30%の貯蓄が限界といった感じで、生涯賃金が仮に2億円だったとしても5~6千万円+αがいいとこだろう。
その現実を体験するためにこのゲームでぜひ「家も株も買わないで盤上を1週(マークを4つ集めて)サラリーだけもらってどのくらい生き延びられる」かやってみると人生を早送りで体験できると思う。 <つづく>
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